SMSは、「ショート・メッセージ・サービス」のことで、電話番号を利用して相手と簡単なテキストメッセージを送受信することができるサービスです。

携帯電話の普及に伴って、SMSの利用者が増加するようになりました。

SNSは、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」のことで、日記や写真などを公開して投稿することでつながりを持つことができるサービスです。

SMSとは

SMSとは「ショート・メッセージ・サービス(short message service)」のことです。

日本では1997年からサービスが開始されました。

相手の電話番号がわかれば、それを宛先にして簡単な短文を書いて送ることができるものです。

携帯電話のキャリアごとにサービスの名称が異なっており、送受信できる文字数も限られていました。

SNSとは

SNSとは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(social networking service)」のことです。

代表的なものとして「Facebook」「Twitter」「Instagram」が挙げられます。

日本ではかつて「mixi(ミクシィ)」が爆発的な流行を見せており、「○○高校の卒業生」「同じ○○の趣味を持つ人」などのようなジャンルの中で、匿名ながら投稿することでつながりを持とうとするものがありました。

現在では「Facebook」などのようなサービスにとってかわられています。

SMSとSNSはサービス内容が異なる

SMSは、相手の電話番号がわからなければ、短文を送ることができません。

また、相手が自分の連絡先を知らない場合には、最初に自分の名前を明かす必要があります。

しかし、これを逆手にとって、詐欺まがいのSMSを送るという事例もありました。

一方、SNSは、日本で当初流行した「mixi」が、匿名性であるがゆえに出会い系サイトの代わりに利用するということもあり、一時は負のイメージがついてしまいました。

「Facebook」などはアカウントを作る際に実名を挙げることがあるので、匿名性は薄れてきましたが、それでもこれらを悪用する例は後を絶ちません。

SMSもSNSも、情報モラルが大切

SMSでは、ランダムに作った携帯電話番号に、特殊詐欺につながるようなメッセージを送り、被害を受けたという事例が今でも起こっています。

身に覚えのない請求、宅配便の不在通知や各種案内を騙ったSMSも多くなっています。

また、SNSをめぐっては安易に書き込んだことによる事件が多数起こっています。

SMSもSNSも、利用する以上は、すべての人が情報モラルを持ったうえで利用することが望まれます。

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