迷走は「定まった道筋から外れること、進むべき方向が分からず結論が出ないこと」。

どちらの意味でも使われやすい言葉です。

したがって、両方とも覚えておく必要があります。

空転は「車輪などが無駄に回転すること、成果が出ていないのに物事だけが進行すること」。

前者を使う機会はそこまでありませんけど、後者に関してはそれなりに使用する可能性があると言えるでしょう。

「迷走」の意味

迷走とは、定まった道筋から外れること、進むべき方向が分からず結論が出ないことです。

前者は本来進むべき道筋から外れて、どこに向かっているのか分からない状況を意味し、後者はいろいろなことを試しているが、何が正解か分からない状況を指しています。

どちらの意味でもそれなりに使う言葉ですから、両方ともきちんと覚えておく必要があるでしょう。

「空転」の意味

空転とは、車輪などが無駄に回転すること、成果が出ていないのに物事だけが進行することです。

前者の意味に関しては、使用されるケースはかなり少ないので、覚えておく必要はないかもしれません。

ただ、後者については、たまに使う可能性があるでしょう。

成果がないのに、物事だけが進行していく、つまり意味がないことをしていると評価できるのです。

「迷走」と「空転」の用法や用例

「あのバッターは随分迷走しているな。

毎年フォームを変えている感じで、自分がどうすべきかが分かっていないんじゃないだろうか。

なかなか結果が出づらい状況だろうね。」

「この勉強方法をこのまま続けていては空転しっ放しだな。

今のところ、特に成果は確認できていないし、この先も恐らく同じだろう。

別の勉強方法に変えようかな。」

迷走と空転は無駄という意味がある

迷走は進むべき方向から外れるという意味がありますけど、何が正解か分からず迷路に迷い込んでいる状況という意味もあります。

後者の場合には、いろいろな策を試しているが、成果として表れていないとも言え、これは空転の物事を続けているものの、成果が出ていない状況と同じです。

したがって、両者は似たような意味と評価できます。

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