「原子」は、細胞のこれ以上分けられない一番小さな部品です。

木で例えると、木の細胞の中の水分の分子の一番小さな物をイメージすると分かりやすい。

「元素」は、科学的性質に分けたものに名前をつけたものです。

水で例えると、水素原子1が「原子」で、Hが「元素」です。

1種類の元素から出来る純物質が「単体」です。

H?が「単体」です。

「原子」の意味

物質を構成する基本的な粒子のことです。

どんな物質でも限界まで刻むと粒になります。

この粒を「原子」といいます。

物質には、分割が不可能になるくらいまで、どんどんバラバラに分けていくと、最も小さな構成単位が現れます。

それを、「原子」と言います。

原子は原子核に正電荷と電子が付いているので、安定しています。

「元素」の意味

物質を構成する基本的な成分のことです。

物質を構成する基本的な粒子は、約3000種類ありますが、科学的性質が同じものをまとめると、118種類になります。

この1種類1種類が「元素」と言います。

化学の分野では、化学物質には必ず性質があり、性質を構成する基礎的な性質があります。

その性質の根本的な基礎が「元素」です。

「単体」の意味

1種類の元素から出来る純物質です。

具体的な物質です。

水分の分子、それが集まった気体などを「単体」と言います。

つまり「単体」は、1種類の元素から物質という事になります。

水素 (H2)、酸素 (O2) 、オゾン (O3)などの等核二原子分子の他に、ナトリウム (Na)、金 (Au) などの純金属もあります。

「原子」と「元素」と「単体」の違いをわかりやすく言うと。

「原子」は、これ以上分解できないぐらい小さな具体的な一粒一粒のことを言います。

陽子や中性子がくっついています。

「元素」は、「原子」の科学的性質ごとにまとめて名前をつけたものです。

具体的には陽子数でまとめています。

その「元素」が集まって出来た具体的な物質が「単体」です。

この物質は、分子や結晶の場合もあります。

おすすめの記事