美容師と理容師の違いについてですが、よく美容室は女性が行く所、理容室は男性が行くところとされています。

これには一つだけ決定的な違いがあります。

それは、シェーバーを使った顔そりが出来るかどうかです。

理容師はシェーバーを使った顔そりが出来ますが、美容師は出来ません。

そして一つの店舗で美容室と理容室を開業することも出来ません。

美容室の意味

美容室の基本的な意味は、パーマをかける。

化粧をする。

ヘアカラーも美容師でないと駄目です。

なので主に女性が行くところとされるのは当たり前です。

そして昔は美容師は顔そりをすることは禁止されていましたが、今は産毛程度の顔そりならば大丈夫と言う風に改正されています。

なので眉毛を整えるとか、化粧する前に産毛を剃るという行為は認められています。

そしてシャンプーは仰向けになってしてもらうのが基本です。

理容室の意味

理容室では電気シェーバーを使った顔そりが可能です。

これは美容師がやることは禁止されています。

そしてヘアセット、メイク、カラーも禁止です。

ただ頭髪の刈込は理容室でないとできません。

理容室では剃刀が使えるからです。

美容師が剃刀を使う事は厳禁です。

なので男性が主に通う所と言えるでしょう。

シャンプーは前かがみの状態が基本です。

女性と違って髪の長い人が行くところではないので前かがみが基本だそうです。

美容師と理容師の資格の取り方

理容師と美容師はそれぞれ国家資格です。

なのでもちろん試験も違います。

試験を受けるためには美容師は美容専門学校、理容師は理容専門学校に行くというのが基本です。

ただもちろん働きながら通信教育で取得するという方法もあります。

全日制の専門学校に行けば2年で取得可能ですが通信制だと3年かかります。

そして18歳過ぎれば中卒でも通信教育が可能です。

但しこの場合は美容室あるいは理容室で働いているといるという事が条件です。

男性でも美容室に行く人が多いけど、、、

今は男性でもおしゃれに気を使い美容室に行く人が増えていて理容室が減少しているのが現実です。

但し、美容室で使えるシェーバーはほんの小さな物です。

髭剃りは美容師は厳禁です。

それに美容室は理容室よりもお金がかかります。

髪を染めるのはヘアカラー専門店に行くしかないですが、髭剃りはやはり理容室でしかしてもらえません。

男性の皆様も美容室と理容室をうまく使い分けてもらいたいです。

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