未婚は「人生の中で結婚をしたことがない人のこと」。
結婚したことがないという人に関して、特に未婚という言葉を使うのです。
独身は「現在のところ配偶者がいない人のこと」。
結婚した経験がない人を含めて、現在結婚していない、配偶者がいない人のことを独身と呼びます。
だから、離婚した人に関しては未婚とは呼べませんが、独身とは呼べます。
「未婚」の意味
未婚とは、結婚した経験がない人のことです。
独身という言葉の定義にもあてはまっていますが、未婚に関しては結婚経験がない人に対してのみ使うので、その分範囲は狭いと言えるのです。
未婚の人のことは独身とも言え、結婚したことがない人に対しては、未婚よりは独身という言葉を使う人の方が多いのではないか?と思われます。
「独身」の意味
独身とは、現在のところ配偶者がいない、結婚していないという意味です。
過去にそういう人がいたか?結婚したことがあるか?は問いません。
だから、結婚した経験があるという人も独身には含まれているということになります。
そうなると、独身というのは未婚と比べると非常に範囲が広い言葉であると言えるので、そこが特徴となっています。
「未婚」と「独身」の用法や用例
「晩婚化が進んできていると言われているけど、未婚の人も増えている気がするよね。
生涯未婚率というのも上がっているみたいだし。
結婚しない人が普通の世の中になりつつあるかもしれない。」
「独身の人は結婚している人と比べてお金がかからないし、責任も軽くていいなと、結婚した後には思えてくるんだよ。
結婚することのメリットもあるんだけどね。」
未婚と独身は同じような意味として使える
結婚したことがない人に関しては、未婚と独身という言葉の両方を使うことができます。
しかし、現在結婚をしていないだけで、過去に結婚をしたことがある人に関しては独身という言葉しか使うことができません。
特定のシーンでは同じような意味として使うことができますけど、独身という言葉でしか表現できないシーンもあるということです。