フラグという言葉は、元々は、プログラミングで使用されている言葉です。
特定の動作をさせる条件付け、あるいは特定の動作の発生条件が確定したことを意味します。
例えば、Aの条件を満たしたら、Bの処理を行うと指定した場合、Aという条件を満たすかどうかがフラグであり、Aを満たすことをフラグを立てるといいます。
現代では、この意味で使われることは、日常生活ではあまりなく、後述する意味に変わってきています。
「フラグ」の意味
フラグという言葉は、本来はプログラミング用語ですが、日常生活では、別の意味に変わります。
主に伏線、予測などといった意味で使われることが多いです。
ゲームにおいて、エンディングに進むために定められた条件のこと、後は、恋愛に発展することが間違いないときなどに、恋愛フラグが立ったなどといった使い方もされます。
このように、元々の意味を、日常生活に落とし込んだ使い方をされています。
「フラグ」の使い方
フラグを立てる、立ったなどの使い方をされます。
前述したとおり、恋愛に発展する条件がそろう、つまり恋愛に発展することが間違いないときなどに、恋愛フラグが立ったと言います。
そして、その後に、実際に恋愛関係に発展したときは、フラグ回収と表現します。
逆に、フラグが立ったにも関わらず、恋愛関係にならなかった場合は、フラグが折れたという使い方をします。
もちろん、これらの言葉は、恋愛に関わらず、物語、ゲーム、仕事など、あらゆる場面で使われます。
「フラグ」の例文
この物語は、連載終了したが、途中のフラグに回収されていないものがあり、スッキリしない。
このゲームには、フラグを立てないと進行しない特殊なイベントが用意されている。
今日はこれから飲み会だが、仕事が終わらない。
これは残業フラグかもしれない。
贔屓チームが、こんなにシュートを打っているのに、全く点が入らない。
これは、負けフラグかもしれない。
「フラグ」についてのまとめ
今回は、フラグという言葉について、まとめてきました。
ネットをしていれば、目にすることが多い言葉なので、特に若い世代の方は、なじみ深い人が多いでしょう。
逆に、中年世代以降の方は、知らない人の方が多いと思います。
若い世代の人たちとの会話についていけないということにもなりうるので、ぜひ、意味を学びましょう。
自分では使えなくとも、意味を理解できれば、会話もスムーズに進むはずです。