「チルアウト」とは英語圏で使われている言葉で、英語で「chill out」と書きます。
意味は「落ち着く、ゆったりする」といったような意味です。
最近一部の若者が「チルしようよ」などと言っているのを聞いたことはありませんか?
2017年頃にはchill outという名前のリラクゼーションドリンクも発売され、日本にも浸透しはじめている英語圏のスラングの一種といっても良いでしょう。
「チルアウト」の意味
まずそもそも「chill out」の語源は音楽のジャンルが由来しています。
電子音楽が誕生し、歴史を歩む中でスローまたはダウンテンポで、陽気な雰囲気をもつ楽曲全般を”chill out”というジャンルで括るようになったことが発祥だそうです。
その名前の通りチルアウトは「落ち着く」「ゆったりする」といった意味の動詞として使われ始めました。
「チルアウト」の使い方
先ほども書きましたが、チルアウトは「ちょっと落ち着こう、一服しよう」という意味です。
使い方としては、友達を誘ってお茶をしたり、ゆっくり音楽をかけておしゃべりしたり、という”ちょっと時間をつくって一緒にゆったり過ごそうよ”みたいな意味合いで使うことが多いです。
せこせこと真面目に働くカルチャーが浸透している日本では、あまり一般的でない考え方かもしれないですね。
また日本では「チルアウトしよう」とは言わず、「チルしよう」と略して使うことが大半です。
「チルアウト」の例文
以下例文です。
「今日は天気いいし海でチルしよう!」
「ちょっと疲れた...コーヒー飲みながらチルろうよ。」
「友達とチルってたら急に電話きて急に仕事の話だよ...」
おわかりの通り非常に砕けた表現であり、親しい友人・家族の前などラフな雰囲気の場所で使うことをおすすめします。
あくまでアメリカの注)スラング英語である、ということを忘れないようにしましょう。
注)スラング:砕けた表現、俗語のこと。
結局「チルアウト」って...
英語圏の影響を受け、日本人が使うようになったスラング英語といっていいでしょう。
グローバル化等といわれていますが、使うようになった背景として実際に欧米のカルチャーの影響を受けて、このようにちょっとした言葉から変わっていっているのかもしれません。
SNSでも「#chill」「#chillout」と検索するとたくさんの写真がヒットするので、イメージを膨らませてぜひ日常で使ってみてください。
Let's chill out!