外国語は「自分の出身国以外での公用語のこと」。
母国語以外の言葉は基本的に全て外国語という扱いになります。
外来語は「外国の言葉ではあるが、自分の出身国内で普通に使用されている、母国語と同じような扱いになっている言葉のこと」。
本当は外国語であるものの、実質母国語として使っている言葉に関して、外来語という言い方をします。
「外国語」の意味
外国語とは、自分の出身国以外で使われている言語のことで、母国語以外の全ての言語は外国語という扱いになります。
したがって、世の中のほとんどの言語は外国語という言い方ができます。
日本人にとっては、日本語以外の全ての言語が外国語ということです。
ただ、もちろん母国語以外の言語、つまり外国語を話すことができる人は世の中に多くいます。
「外来語」の意味
外来語とは、外国語の言葉ではあるが、母国語と同じように普通に使われることが多い言葉のことです。
例えば、日本人であれば「パン」という言葉を使いますが、これは元は日本語ではなく、ポルトガル語となっています。
しかし、パンを日本語で言うと何?と言われても答えられません。
日本人にとってパンはパンでしかないので、これはポルトガル語が日本語として定着した、外来語の例になります。
「外国語」と「外来語」の用法や用例
「大学で第二外国語を選択しないといけない。
母国語ではないわけだから、使う機会はなかなかないだろうし、単位がとりやすそうな言語で良いかな?と思っているけど。」
「普段私たちが使っている言葉には多くの外来語が含まれている。
すっかり母国語として定着しているから、それが外来語であるという認識はないかもしれないが。」
外国語と外来語はどちらも母国語の言葉ではない
外国語はもちろんですが、外来語に関しても元は母国語ではない言葉ということが言えます。
外国語はそういう認識になりやすいですけど、外来語に関しては母国語として普通に使っている言葉なので、そういう認識にはなりづらいかもしれませんが。
そして、外国語というのは見分けやすいかもしれないですけど、外来語に関しては母国語と見分けることが難しい言葉も実は含まれている可能性があるのです。