義侠心は「正義の味方、弱者を助け強者をくじく気持ちのこと。」

「男気」と言い換えると分かりやすい。

男気は「弱い者を助ける男らしい気持ちのこと」。

「男らしさ」と言い換えると分かりやすい。

任侠は「仁義を重んじ弱者を助ける気持ちのこと」。

「義侠心」と言い換えると分かりやすい。

いずれの言葉も正義のためには体を張ることも厭わない気持ちがあります。

「義侠心」は「男気」のこと

「義侠心」は正義のためなら体を張り、弱い者や困っている者を助ける気持ちです。

「男気」「男だて」とも言い、男子たるものこうありたいということです。

そこには損得勘定はないのです。

「一般的に言えることは兵士とは総じて義侠心が強いといえる」「民間人に危害を加える兵士は義侠心のかけらもないただの暴漢である」「義侠心は少なからず男子にはあるものだ」などと使います。

「男気」は義侠心の強い男子

「男気」は男子なら持ちたいもの、発揮したいものになります。

まともな大人の男性なら機会が有れば体を張っても困っている人や高齢者、子供などを守る気持ちはあるものです。

それを「男気」と言います。

「横断歩道で渡り切れないお年寄りを見て車を止めた人は男気を発揮したといえる「喧嘩して泣いている子に男なら泣くもんじゃないと言っている人に男気を感じる」などと使います。

「任侠」は信義を重んじる人

「任侠」は昔のやくざの様ですが、現代でも信義を重んじる人はいくらでもいます。

ただ、それを標榜している人は少ないかも知れません。

暴力団員は任侠を口にしますが、やっていることは外道です。

「任侠」は信義を大切にしている人のことです。

ずるいことなどせず、人を騙すこともせず、義に厚く約束を守る誠実な人のことです。

「義侠心」と「男気」と「任侠」とは

「義侠心」は正義のためなら、弱者を助け強者をくじくという「男気」の強いことを言います。

「男気」も
同じ考えで、多くの男性が持つ美徳の一つです。

「任侠」は信義を重んじる姿勢のことを言います。

これらの言葉は男性特有のものになります。

基本的なことは「男気」と言うことになりますが、「義侠心」や「任侠」と言う言葉はやくざに似合う言葉です。

昔のやくざは確かに持ち合わせていたようですが、現代の暴力団は形だけで粋がっているところがあります。

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