言わずと知れたは「言わなくても十分に知られている状況のこと」。
すでに知名度がかなり高くなっているといった意味で使っていくことができる言い方になります。
知れ渡るは「何らかの名称などが、世の中で広く知られている状況のこと」。
多くの人たちが知っているという言い方ができます。
言わずと知れたの意味に似ている部分があります。
「言わずと知れた」の意味
言わずと知れたとは、言わなくても十分に知られている状況のことです。
すでに多くが知っている状況であり、わざわざ言う必要がないといった意味になります。
この言い方は結構使われており、誰もがどこかで見聞きしていると思われます。
自分でも使ったことがある人が、それなりに多くいると言える可能性も考えられるはずです。
「知れ渡る」の意味
知れ渡るとは、何らかの名称などが、世の中で広く知られている状況のことです。
知名度が高くなっているケースで使うという意味では、言わずと知れたの意味にかなり近い部分があります。
同じような場面で使っていくことが可能となっています。
また、知名度的にも同じような状況と言えるため、そこでも区別は厳しいと言えるでしょう。
「言わずと知れた」と「知れ渡る」の用法や用例
「ここは言わずと知れた観光スポットであり、ここに旅行に来ている人の多くは、こういう場所を訪れたいと思っていると思うんだよ。
かなりメジャーな場所になる。」
「このお店はテレビで紹介されたおかげで、全国的に名が知れ渡っている状況だ。
人気はかなり高くなっており、連日大盛況であると言える可能性もあるのではないかな。」
言わずと知れたと知れ渡るは意味はそこそこ近い
言わずと知れたと知れ渡るは、意味はそこそこ近いでしょう。
同じような状況を指しているので、意味における違いを認識することは厳しいと言えます。
そして、両者は同じくらい有名な言葉であり、そこに関しても違いを認識することは厳しいです。
全体的に差を見つけづらい状況となっている点は、しっかりと覚えておきましょう。