清閑は「俗事に煩わされないので、静かであると言えること」。
そういった部分に無縁の状況であるために、平穏な暮らしができているといったケースで使います。
閑寂は「ひっそりとしていて寂しい、落ち着いていること」。
清閑の意味に近い部分はありますけど、完全に同じと言えるような状況ではないので、そこは覚えておきましょう。
「清閑」の意味
清閑とは、俗事に煩わされないので、静かであると言えることです。
俗事に関係ない状況である、そういった部分に関心がない状況であるといった意味で使うことができるでしょう。
そういう部分に影響されないために、静かに、平穏に暮らすことができているという意味で使うことができます。
ここは重要なポイントになると言えます。
「閑寂」の意味
閑寂とは、ひっそりとしていて寂しい、落ち着いていることです。
落ち着いているという部分については、静かという言い方もできるでしょう。
したがって、清閑の意味に似ている部分はあると言えます。
しかし、全く同じではないので、少なからず違いと言える箇所はあると言えます。
意味において区別ができる状況であると言えるでしょう。
「清閑」と「閑寂」の用法や用例
「清閑な生活ができれば、ストレスなどは感じづらくなるだろうな。
しかし、そのような状況に身を置くことは、現実的にちょっと難しいと言えるかもしれない。」
「閑寂と言える状況は寂しいかもしれないけど、落ち着いている部分もあるし、それなりにメリットを感じることはしやすいだろう。
いい部分もちゃんとあるわけだ。」
清閑と閑寂は意味で区別ができる
清閑と閑寂については、意味は似ている部分はあると言えるものの、違いと言える箇所もちゃんとあります。
だから、そういう部分において区別がしやすい状況であると言えるでしょう。
そして、これらの言い方はともにマイナーであると評価できます。
知っている人はあまり多くないので、馴染みを感じづらい状況であると評価できるでしょう。