強いは「力があること」。
「強力」と言い換えると分かりやすい。
強いるは「無理に行わせること」。
「強制」と言い換えると分かりやすい。
「強い、強いる」は物理的なこと及び精神的なことにも使われる言葉です。
物理的とは「腕の力が強い」、「強く体を支える」と使い、精神的なものとは「気が強い」「強く生きる」と言う使い方をします。
「強い」は「強」の訓読みの一つ
「強い」は「強」の訓読みです。
「強」の訓読みは多くあり「つよい、しいる、こわい、したたか、つとめる」などがあります。
「強い」と言う意味の熟語では「屈強、頑強、強力、強豪、強肩、強権、強靭、強大、強敵、強風、強暴、強烈、強気、強腰」などがあります。
「強い」と言う意味は「力があること、技量が優れていること、健康であること」などでほかに負けないことを言います。
「強いる」も「強」の訓の一つ
「強いる」は「強制すること、相手の気持ちを考えず行わせること」です。
「自分の都合を強く出すこと」ですから「強い」と関連があります。
「強いる」関連の熟語には「強制、強引、強盗、強圧、強攻、強行、強襲、強要」などがあります。
「強いる」のポイントは「相手の意志に関わらず、相手の意志にさからって、相手の意志を無視して」と言うことです。
他にもある「強」の訓、特殊読み
「強」の訓は他にも「こわい、したたか、つとめる」があります。
「こわい」では「お強(おこわ)、強飯(こわいい)」があり、「したたか」では「強かもの」、「つとめる」では「勉強、強化」などがあります。
他の特殊読みでは「強ち(あながち)、強面(こわもて)、強者(つわもの)、強請(ゆすり)、強請る(ゆだねる)」などがあります。
「強い」と「強いる」とは
「強い」は「力があること、技量が優れていること、健康であること」などの意味があります。
「屈強、頑強、強力、強大、強暴、強烈、強気」などの言葉があります。
「強いる」は「相手の意志を無視して何かを強制すること」です。
「強制、強要、強盗、強訴」などの言葉があります。
訓には他にも「こわい、したたか、つとめる」があります。