一段上は「実力や技術などにおけるレベルがかなり上であること」。
一段上という言い方はよく使われています。
相手を賞賛するようなケースでの使用が多いでしょう。
より一層は「これまで以上にという意味のこと」。
一段上と同じような意味と解釈できる部分はあるものの、全く同じではないです。
使用する場面が異なっていると言えます。
「一段上」の意味
一段上とは、実力や技術などにおけるレベルがかなり上であることです。
たいていは何かと比較したときに、その比較対象の存在のレベルが高いときに使っていきます。
差を十分に実感できるほどにレベルが高いという意味で使う言葉になるでしょう。
そこそこ見られる言い方になりますし、これは知っている人はかなり多くいるはずです。
「より一層」の意味
より一層とは、これまで以上にという意味のことです。
これまでと比べて、程度が上になるようにという意味で使いますが、一段上の意味に似ている部分はあるものの、全く同じ意味ではないので、そこは知っておいた方がいいでしょう。
使用する場面に違いがあります。
こちらもメジャーな表現であり、知っている人は普通に多くいるでしょう。
「一段上」と「より一層」の用法や用例
「あの人の場合は、実力が私よりも一段上であると感じられる。
したがって、このまま勝負をしても、まず勝てないだろう。
今はとにかく練習あるのみであると言えるはずだ。」
「志望大学に受かることができたが、入学後もより一層気合を入れて勉強をしていくべきであると言える。
次は卒業をすることが目標であると評価できるだろう。」
一段上とより一層は多くが知っている言葉
一段上とより一層は意味としては似ている部分があります。
全く同じ意味ではありませんけど、十分に似ていると感じられる点はあるのではないかと思われます。
ただ、両者は使用する場面はやや異なっていると言えるかもしれませんから、そこは知っておいた方がいいです。
ともに知名度はそこそこ高いので、知っている人は多くいます。