満額は「要求した金額、計画した金額に達すること」。
そういう意味で使う言葉であり、そこそこ見聞きするシーンがあるので、そこは知っておいた方がいいでしょう。
全額は「ある金額における全部のこと」。
特定の金額を完全に満たすようなケースで使う言葉になります。
満額の意味にそこそこ似ていますし、意味では区別しづらいかもしれません。
「満額」の意味
満額とは、要求した金額、計画した金額に達することです。
満額という表現はそこまで頻繁には使いませんけど、たまに見聞きする機会はあるはずです。
したがって、意味はきちんと理解しておいた方がいいでしょう。
満額については知名度はそこそこ高く、これを知らない人は多くないと思われます。
そういう意味では、馴染みは感じやすいです。
「全額」の意味
全額とは、ある金額における全部のことです。
特定の金額を対象にしたうえで、その金額の全部を意味する言葉になるので、満額の意味に似ているという言い方もできるでしょう。
ただ、基本的には全額の方がメジャーな言い方になるはずです。
こちらの方が日常的に見聞きしやすいと評価できるので、そこは特に覚えておきましょう。
「満額」と「全額」の用法や用例
「今回の金額はこちらが希望した満額と言える状況であり、本当に有難い。
これだけの金額を借りることができれば、生活に困る状況は考えづらいと思うんだ。」
「借金を全額返済するというのは、それなりに大変だ。
特に借りている金額が多いときには、そこは顕著であると言える。
でも、やはり完済を目指していきたいんだよ。」
満額と全額は意味はそれなりに似ている
満額と全額は意味は全く同じとは言えないものの、それなりに近いという言い方はできるのではないかと思われます。
だから、使用できるシーンも似ていると言えるはずです。
ただ、知名度に関して言えば、全額の方が高いです。
満額もそこそこ見聞きする言い方ではありますけど、相対的に使われづらい面があると言えると思われます。