肖似は「よく似ていること」。
あるものが別のものによく似ていると言えるシーンで使う言葉になります。
使える場面は多くあるものの、あまり見聞きしない言い方です。
酷似は「そっくりであること、かなり似ていること」。
肖似の意味にそこそこ近いです。
そういった部分で区別をしていくことは厳しいので、同じような意味として使うことができます。
「肖似」の意味
肖似とは、よく似ていることです。
こういった意味になりますから、使えそうな場面は結構多くあるのではないかと思われます。
しかし、言葉の知名度は高くなく、有名な言い方であるとは評価できません。
現実的にこれを知らない人は多くいる可能性があるので、そこはちゃんと理解しておきましょう。
毎日の暮らしでは、あまり見聞きしません。
「酷似」の意味
酷似とは、そっくりであること、かなり似ていることです。
意味に関して言えば、肖似と同じと言えるでしょう。
意味における違いは特にないので、そういった点はしっかりと認識しておいた方がいいと思われます。
酷似という表現は知名度は結構高い方になります。
こちらは知っている人は普通に多くいますし、ここは大きな違いになります。
「肖似」と「酷似」の用法や用例
「肖像画というのは、本人に肖似していることが多い。
したがって、それを見ることで、本人の顔などを想像することがしやすくなる。
肖像画はたまに見る機会があると言える。」
「今回のケースは、以前発生した別のケースに酷似している部分があり、原因は同じようなものかもしれない。
だから、以前のケースがそれなりに参考になるだろう。」
肖似と酷似は意味はそこそこ近い
肖似と酷似については、意味はそれなりに近いです。
意味に関して、確実な差は存在していないと言える可能性があります。
だから、両者は同じようなシーンにおいて、使用できる言い方になります。
でも、酷似はメジャーな表現になりますけど、肖似については、そんなに有名な言い方ではないので、そこに関しては、違いを見つけることができます。