腰刀は「腰に差している短い刀のこと」。
腰に差しているという部分と短いという部分はポイントになるので、そこは特に知っておく必要があるでしょう。
脇差は「2つの日本刀のうち、短い方のこと」。
特に江戸時代においては、武士は日本刀を2振差していたのですが、その短い方を脇差と呼んでいたのです。
こちらの方が有名な言い方です。
「腰刀」の意味
腰刀とは、腰に差している短い刀のことです。
そういった意味で使う点はまず知っておきましょう。
腰刀については、あまりメジャーな言い方ではないと思われます。
したがって、日常的にはまず見聞きしない言い方になりますし、これを知っている人はほとんどいないはずです。
どうしてもマイナーな言い方であると評価できると思われます。
「脇差」の意味
脇差とは、2つの日本刀のうち、短い方のことです。
2振あるうちの短い方の日本刀を意味する言葉になります。
江戸時代においては、こういった言葉はよく使われていたと言えるでしょう。
現代ではあまり使われない状況であると言えます。
でも、腰刀と比べると、知名度は高いと言えるので、そこはきちんと覚えておいてほしいです。
「腰刀」と「脇差」の用法や用例
「腰刀については、あまり有名な表現ではない。
昔は違ったかもしれないが、少なくとも現代では聞き慣れない言葉になるだろうし、知らない人が多いと思うんだよ。」
「脇差については、表現としてはそれなりにメジャーだ。
現代ではそういうものを見る機会は少ないと思われるが、言葉としては知っている人がかなり多いと思われる。」
腰刀と脇差は意味はかなり近い
腰刀と脇差は意味はかなり似ているでしょう。
同じものを指しているという言い方もできるはずです。
ただ、意味は似ているとしても、知名度には差があると言えます。
脇差はそこそこ有名な言い方ですけど、腰刀は有名な言い方ではないので、そこに関しては頭に入れておきましょう。
両者はそういう点で区別をしていくことができます。