終歳は「年間を通じてずっとという状況のこと」。
何かが常にある、やっているなどの意味で使う言葉です。
知名度はあまり高くないという言い方ができるでしょう。
年中は「年間を通じてずっとという状況のこと」。
したがって、終歳と意味は同じであると言えるはずです。
でも、年中の方が基本的には使われやすいという言い方になります。
「終歳」の意味
終歳とは、年間を通じてずっとという状況のことです。
つまり、一年間ずっとという意味になります。
こういう表現を使える場面はそれなりに多くありますが、実際に終歳を見聞きするシーンはそんなに多くないでしょう。
知名度が高い言い方ではありませんから、馴染みは感じづらい表現になりますし、使う人が多くない状況になるのです。
「年中」の意味
年中とは、年間を通じてずっとという状況のことです。
意味は終歳と同じです。
でも、基本的には年中の方がよく使われる言葉になると言えます。
年中は日常生活の中でよく見聞きする言い方ですし、自分でも使用したことがあるのではないかと思われます。
こういう部分で見分けていくことができる点については、知っておきましょう。
「終歳」と「年中」の用法や用例
「終歳を通じて、これといった大きな災害が発生しなかったのはよかったと思う。
来年もできるだけ平穏な日常が続いてほしいものだが、果たしてどうなるか。」
「このお店は年中無休で営業をしている。
したがって、利用したいときには常にお店がやっていると言えるんだ。
本当に有難い状況だし、これからも頑張ってほしいと思うんだよ。」
終歳と年中は意味では区別できない
終歳と年中は意味はほぼ同じです。
ともに年間を通じてずっとという意味がありますから、意味では区別は厳しいでしょう。
使う場面も同じであると評価できます。
でも、年中はよく使用される言い方になるものの、終歳はあまり使用されないため、そういった部分は覚えておいた方がいいです。
見分けるポイントはちゃんと存在しています。