実働は「実際に働く時間のこと」。
こういった表現は会社などで雇用されているケースで使用されやすいです。
あくまでも仕事をしている時間に対して使う言葉です。
稼動は「稼ぎ働くこと、機械などが動いている状況のこと」。
実働の意味に似ている部分もあります。
しかし、違った意味もあるので、そこは理解しておいた方がいいです。
「実働」の意味
実働とは、実際に働く時間のことです。
働いている時間だけを指す言葉なので、そこはポイントになります。
つまり、休憩時間などは除かれるという点は知っておかないといけません。
主に会社に雇用されているケースで使う言葉ですが、会社にいる時間のうち、働いている時間に対して実働という言葉を使います。
実働時間という言い方をする場合もありますが。
「稼働」の意味
稼働とは、稼ぎ働くこと、機械などが動いている状況のことです。
稼ぎ働くという部分に関しては、実働の意味に近いと思われます。
ともに労働のシーンで使用することができますから。
ただ、稼動については機械などが動いているという意味でも使うことができるので、そこは知っておく必要があるでしょう。
こういう部分で両者は区別ができます。
「実働」と「稼働」の用法や用例
「今日は実働時間としては8時間程度だったが、往復の移動でかなり時間がかかった。
したがって、実際はもっと長く働いていたような気分だよ。
かなり疲れる仕事だったと言える。」
「従業員が帰宅した後も機械は稼働していると言える。
人間と違って、機械は常に働き続けることができるからな。
そういう意味では本当に優れた部分を持っていると評価できる。」
実働と稼動は意味がやや異なっている
実働と稼動に関しては意味は似ている部分もあります。
しかし、完全に同じではないため、違いは存在しています。
少なからず異なっている面はあるので、そこに関して知っておきましょう。
ともに日常生活で見聞きする機会がある表現になります。
だから、多くの人たちはこういった言葉を聞いたことがあるでしょうし、馴染みはそこそこ感じやすいでしょう。