二心は「心を2つ持っていること、裏切りの心のこと」。
どちらかと言えば後者の意味で使われる機会が多いかもしれません。
あまり有名な表現ではないです。
下心は「密かに心の中で考えていること」。
一般的には悪い意味で使われることが多い表現になります。
二心と比べると知名度が高いので、使用頻度も高いと言える状況です。
「二心」の意味
二心とは、心を2つ持っていること、裏切りの心のことです。
一般的には後者の意味で使われることが多いはずです。
特定の人を裏切るような気持ちに対して使うことが多いので、実際に使用できるシーンはあると言えるでしょう。
ただ、二心という言葉はあまり有名ではありませんから、知らない人もそれなりにいると思われるのです。
「下心」の意味
下心とは、密かに心の中で考えていることです。
密かに考えていることという意味では、日常生活においてよく使うことができる言い方になります。
実際、下心という言葉はそれなりに頻繁に使用されている状況があるでしょう。
多くの人たちが知っている、聞いたことがある言い方になるため、とても馴染みを感じやすい言葉と言えます。
「二心」と「下心」の用法や用例
「人は特定の人にとって望ましくない、裏切りと感じるような心を持っている場合もある。
でも、そういう二心は決して表には出さないものであると言えるだろうけどね。」
「人間は下心があるものだから、心の中で何を考えているかは分からない。
したがって、どういう人であっても、密かに考えている部分がある点は知っておくべきだ。」
二心と下心は意味はやや似ている
二心と下心に関しては意味は同じではありません。
しかし、両者は雰囲気的には似ている部分を持っているのです。
二心は裏切りの心という意味がありますし、下心は密かに考えていることという意味で、一般的には悪い意味で使っていくことが多いので、両者は共通している箇所があると言えるでしょうし、そこは知っておくといいと思われます。