金員は「金額のこと」。
金額を示すような場面で使われる言葉になります。
したがって、日常的に使うことはできます。
でも、そんなに有名な表現ではありません。
金銭は「お金のこと」。
お金のことを金銭と表現することもあります。
かなりメジャーな言い方なので、知らない人はほぼいないでしょう。
金員と比べると、使用頻度に大きな差があります。
「金員」の意味
金員とは、金額のことです。
単純に金額を表したい場面で使っていく言葉になりますから、それなりに多くの場面で使うことはできるでしょう。
ただ、金員という言葉はそんなに有名ではありませんから、知っている人は少ない可能性があります。
また、使用頻度も高くはないので、実際に見聞きするケースはあまり多くないと評価できるはずです。
「金銭」の意味
金銭とは、お金のことです。
そのままの意味と言えるでしょうし、理解はしやすいと思われます。
金銭という言葉はかなりメジャーな言い方になるはずです。
したがって、これを知らない人はかなり少ないと思われます。
日常的に何度も聞いたことがある、使ったことがある表現になるでしょうし、馴染みは相当感じられるのではないかと思われます。
「金員」と「金銭」の用法や用例
「今回は結構な金員となった。
それなりに多くのものを購入したから、どうしても多くのお金がかかってしまう状況であったと言えるだろう。
次回からはもっと節約したいものだ。」
「老後の問題として真っ先にあがりそうなのは、やはり金銭的な部分だろう。
お金がきちんと足りるのかといった点は多くが若いときから心配している可能性がある。」
金員と金銭は同じような意味と言える
金員と金銭に関しては意味はそれなりに似ている状況です。
したがって、そういった部分で区別をすることは簡単ではありません。
ただ、両者は使用頻度において、明確な違いがあると評価できます。
金銭はかなり有名な言い方になりますが、金員は知らない人も多いはずなので、そういった部分で違いを認識しやすいと思われるのです。