後戻りは「元いた場所に戻ること」。
たいていは後戻りできないといった感じで、ここにはもう戻ってこれないという意味で使用されることが多いでしょう。
逆戻りは「元の状態などに戻ってしまうこと」。
後戻りに意味はかなり近いです。
ほぼ同じ意味と言えるのではないかと思われます。
使用頻度も同じくらいと評価できる可能性が高いです。
「後戻り」の意味
後戻りとは、元いた場所に戻ることです。
こういう意味ではあるものの、基本的には後戻りはできないという言い方をすることが多いです。
つまり、ここを離れたら、2度とここには戻ってこれないという意味で使用するのです。
具体的な場所だけではなくて、時期やタイミングの意味で使うこともできます。
そこは覚えておきましょう。
「逆戻り」の意味
逆戻りとは、元の状態などに戻ってしまうことです。
後戻りに意味は似ていると言えますが、こちらは状態なので、場所以外でも使用できると言えるでしょう。
後戻りと完全に同じ意味ではないものの、区別できる点はそんなにないです。
後戻りと同じくらいの使用頻度になるのではないかと思われるので、きちんと知っておきましょう。
「後戻り」と「逆戻り」の用法や用例
「会社を辞めて独立するとなれば、今の会社には戻りづらい。
つまり、独立をするということは後戻りができないわけだ。
これは大きな決断になると言えるだろう。」
「せっかくゲームをかなり進めたのだが、セーブを忘れていてゲームオーバーになったから、逆戻りの状態になってしまった。
またやり直さないといけないんだよな。」
後戻りと逆戻りは意味はかなり似ている
後戻りと逆戻りはともに元に戻るという意味で使うことができます。
したがって、だいたいの意味は同じであると評価できるのです。
意味は似ていますし、使用頻度も同じくらいなので、両者は区別しづらい部分があると言えるでしょう。
日常生活において、たまに見聞きする表現になりますから、頭に入れておいた方がいいと思われます。