やけには「程度がそれなりに甚だしい状況であること」。
程度が甚だしいという意味であり、そういった部分が感じられる場面であれば、いろいろなケースで使うことができます。
いやには「程度がそれなりに甚だしい状況であること」。
したがって、意味はやけにと特に変わりません。
程度を強調する意味で使う言葉なので、使用する場面もほぼ同じであると言えるでしょう。
「やけに」の意味
やけにとは、程度がそれなりに甚だしい状況であることです。
程度が甚だしいという意味なので、特定の状況などを強調するときに使用していきます。
いろいろなシーンで使いますが、不思議に思ったり、おかしいと感じたりする場面で使われやすいです。
表現としては地味かもしれませんが、それなりに有名であるため、知らない人は少ないと思われます。
「いやに」の意味
いやにとは、程度がそれなりに甚だしい状況であることです。
やけにとほぼ同じ意味であると言えるでしょう。
したがって、使い方としてはやけにと同じようなものと評価できると思われます。
こちらも不思議に思ったり、おかしいと感じたりするケースで使用することが多く、やけにと区別できる点はほぼないと言えます。
したがって、同じ場面で使っていくことが可能です。
「やけに」と「いやに」の用法や用例
「この辺はやけに静かだな。
ただ、人通りが全然ないから、騒がしい方が不自然かもしれないが。
でも、これだけ静かだとなんとなく不気味な雰囲気を感じるんだよな。」
「あの人は今日はいやに機嫌がいいな。
明らかに普段とは違う表情をしている。
何かいいことがあったのかもしれない。
何かおごってほしいと言えば快諾してくれる可能性もありそうだ。」
やけにといやにはほぼ同じ意味の言葉
やけにといやには意味はほぼ同じです。
どちらも程度が甚だしいという意味で使っていきます。
何らかの状況などにおいて、異常であるとか、強調すべきであるなどのケースで使っていく言葉になるでしょう。
基本的には意味で区別することはできませんし、使用頻度においても両者は同じような状況であると評価できると思われるのです。