苦労は「物事を上手く進めるために、心や身体を使うこと」。
心身をよく使うので、それによって負担がかかるようなケースで使っていく言葉になるでしょう。
労苦は「心身が疲れて苦しい思いをすること」。
意味としては苦労と大して変わらない状況と言えます。
でも、労苦という言い方はかなりマイナーになるので、そこは知っておきましょう。
「苦労」の意味
苦労とは、物事を上手く進めるために、心や身体を使うことです。
物事を進めるために、特定の目的を達成するために、心身をすり減らすといった意味になります。
心身が疲弊している状態であり、ダメージが存在する状況と評価できるでしょう。
苦労という言葉はよく使われるもので、誰もが知っている表現になると言えるはずです。
「労苦」の意味
労苦とは、心身が疲れて苦しい思いをすることです。
苦労と似たような意味と評価できますが、苦労と比べると使用頻度がどうしても低いと言えるでしょう。
労苦という言葉はそこまで有名なものではありませんから。
だから、日常的に苦労という表現はよく使われるものの、労苦という表現はほとんど見聞きしない可能性があると言えます。
「苦労」と「労苦」の用法や用例
「この仕事は予想以上に大変だった。
こんなに苦労するとは思わなかったよ。
でも、やり終えたときにはそれなりの達成感はあったから、そこはよかったんだけどね。」
「今日の仕事はまさに労苦だった。
慣れない仕事を任されたということも大きいが、何よりも労働時間が長かったからな。
それによって肉体的にも精神的にも相当疲れたと言えるよ。」
苦労と労苦は意味は特に変わらない
苦労と労苦は何かをするにあたって、心身に負担がかかっているような状況と言えます。
したがって、光景としては同じような状況となっているのです。
でも、苦労はそれなりに有名ですけど、労苦については知らない人もそれなりに多いので、そこは理解しておくべきです。
つまり、両者は知名度において大きな違いがあると評価できます。