よちよちは「歩幅が狭く、頼りない足取りで歩く状況のこと」。
歩き方に関する言葉と言えますが、こういう歩き方をするケースは多くなく、赤ちゃんや子供などに対して使われることが多いです。
とぼとぼは「元気が感じられないような歩き方のこと」。
頼りないという部分に似ているので、歩き方としてはよちよちに近いと言えます。
「よちよち」の意味
よちよちとは、歩幅が狭く、頼りない足取りで歩く状況のことです。
歩幅が狭いので、歩くのが遅いというケースで使っていきますが、それ以外でも足取りがなんとなく頼りないと感じるシーンでも使用できる言葉になるのです。
よちよちという表現は赤ちゃんや子供に対して使用することが多く、大人に対して使うことはほぼないでしょう。
「とぼとぼ」の意味
とぼとぼとは、元気が感じられないような歩き方のことです。
元気が感じられないということで、頼りない感じのよちよちと似ている面はあります。
しかし、とぼとぼについては大人に対しても普通に使用される言葉です。
疲れているときなどにおいては、こういう歩き方になることがよくあります。
だから、多くの人たちに使いやすい言葉です。
「よちよち」と「とぼとぼ」の用法や用例
「よちよち歩きしかできない小さい子供は、なかなか前に進むことができないが、自分もこんな時期があったんだろうなと思うと、非常に不思議な感じがしてくるんだよな。」
「上司に怒られた日はどうしても元気をなくして、とぼとぼ歩くような状況になってしまう。
家に帰るまでに時間がかかるし、明日会社に行くのも嫌だなと思えてくるんだよな。」
よちよちととぼとぼは同じような歩き方
よちよちととぼとぼはそれぞれ頼りない、元気がない歩き方という意味であり、光景としては同じようなものに感じられると思われます。
したがって、見た目において区別することは難しいでしょう。
でも、よちよちは赤ちゃんや小さい子供に対して使用される言葉なので、大人に対してはあまり使われません。
とぼとぼは誰に対しても使われるので、そこは知っておきましょう。