講堂は「学校などにおいて、儀式や講演などを行うための広い部屋のこと」。
実際は学校以外の場所でも使われる可能性がある言葉ですが、会館は「多くの人が集まる場所のこと」。
要するに集会所という意味合いが強いです。
なんとなく講堂に似ている意味の言葉ではあるものの、全く同じ状況ではないのではないかと思われるのです。
「講堂」の意味
講堂とは、学校などにおいて、儀式や講演などを行うための広い部屋のことです。
学校だけを指すわけではありませんけど、学校には講堂と呼ばれる場所があることが多いです。
したがって、そういう名前が使われているかはともかく、講堂に入ったことがある、利用したことがある人は割と多いと思われます。
割と馴染みを感じやすい言葉です。
「会館」の意味
会館とは、多くの人が集まる場所のことです。
多くの人が集まることができるスペースがあり、実際にそのような目的で利用されている場所があれば、会館と呼べる可能性はあります。
ただ、講堂は建物の中の1つの部屋を指すことが多いですが、会館はそれ自体が1つの建物であることが多いです。
そういった部分も知っておくといいです。
「講堂」と「会館」の用法や用例
「卒業式はやはり講堂で行われることになる。
ここは非常に多くの人数が収容できるからな。
学校最後の日を過ごすには相応しい場所という言い方ができるのではないだろうか。」
「今回の講義は最寄りの会館で行われるらしい。
ここは多くの人が駆けつけるにはもってこいの場所だろう。
実際、たくさんの人を入れることができるからな。」
講堂と会館はともに広い場所のこと
講堂と会館は基本的に多くの人たちを収容することができる、それくらいに広い場所を指している言葉です。
講堂はたいていは学校の中にある1つの部屋を指すことが多いですけど、会館の場合にはそれ自体が1つの建物になっていることが多いです。
そういう違いはあるので、覚えておくべきでしょう。
どちらかと言えば、講堂の方が使われやすい言葉になります。