後進は「学問などにおいて、先人の道を後から進むこと」。

自分たちから見て、あとから学ぼうとする人たちという意味で使うことがあるのです。

そこそこ有名な表現と言えます。

後学は「後から特定の分野について学ぶ研究者や学者のこと」。

研究者や学者という限定はありますが、全体的には後進に近い意味であると評価できるでしょう。

「後進」の意味

後進とは、学問などにおいて、先人の道を後から進むことです。

すでに探求したことがある、研究したことがある学問の分野を後から再び学ぼうとするような機会で使用する言葉と言えます。

後進という言い方はそんなに使われるものではないですが、知っている人が多いのではないかと思われます。

後進のために何かを残しておくような状況があります。

「後学」の意味

後学とは、後から特定の分野について学ぶ研究者や学者のことです。

すでに先に学んでいる存在がいる中で、あえて後から学ぼうとする人たちを指している言葉になります。

意味としては後進とあまり変わらない状況であり、同じような場面で使用することができるでしょう。

でも、後学の方がちょっとマイナーと言える可能性もありますけど。

「後進」と「後学」の用法や用例

「今の私たちにできることは、後進の人間に尽くしてやることだ。

彼らが少しでも学びやすいように、その環境を整えていくということは非常に重要な部分となるだろう。」

「後学の人間にとっては、すでに学ぶための環境がそれなりに整えられていることが多い。

したがって、1から始めていく状況ではないから恵まれているよな。」

後進と後学については意味はほぼ変わらない

後進と後学については、すでに誰かが学んでいる分野について、後から学び始める状況を指しています。

したがって、意味はそんなに変わらないと言えるでしょう。

どちらかと言えば後学の方が有名な言葉になりそうな気はしますけど、両方ともそんなに頻繁に使用するものではありませんから、馴染みを感じる人は少ないと思われるのです。

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