とっつきにくいは「すぐに取り掛かれない様子のこと」。
「様子見」と言い換えると分かりやすい。
やりづらいは「物事がすんなりいかない様子のこと」。
「手間取る」と言い換えると分かりやすい。
「とっつきにくい」は最初に困難さがあること、「やりづらい」は着手してから途中に困難さがあることです。
作業で言えば前者は着手が遅れること、後者は進行が遅れることになります。
「とっつきにくい」は着手がすぐできないこと
「とっつきにくい」は作業や人について使う言葉です。
何らかの原因で作業がすぐにできないことです。
例えば分厚いパソコンの取り扱い説明書はすぐに読む気がしないでしまってしまいます。
試験問題でも難易度の高い問題は後回しになります。
人で言えば、威厳がある人、偉そうな態度の人、理屈っぽい人などは話駆けるのを躊躇してしまいます。
「やりづらい」は内容が難しいこと
「やりづらい」も作業や人に使います。
何らかの原因で作業の進行が停滞することです。
内容が難しいこと、難解な語句を調べなければならないことなどが考えられます。
人については、負い目のある人、批判的な人、理屈をすぐ言う人、ズルをする人などは「やりづらい人」になり一緒に仕事はできません。
仕事はリーダーの考えで行うもので、批判がましい人は「やりづらく」仲間にできないのです。
「とっつきにくい」ことは「やりづらい」こと
「とっつきにくい」と感じて、仕事を始めることは「やりづらい」ことにすぐ直面するかもしれません。
「とっつきにくい」ことは「やりづらい」ことなのです。
逆に「やりづらい」と感じた仕事は「とっつきにくく」なっています。
人に関しても同じことで「とっつきにくい」人は、付き合うと「やりづらい」人になっているのです。
「とっつきにくい」と「やりにくい」とは
「とっつきにくい」は何か詐欺用や仕事和するときに、考えただけでやる気が出ずにしばらく放置することです。
始めるのに苦労することです。
仕事や作業、また、人にも使います。
何か威厳があり、偉そうにしている人などは話しづらい感じがあります。
「やりづらい」は仕事や作業を始めたのに何か支障が生じで停滞することです。
人にも使い、すぐ批判的になるひと、嫌みを言う人、反抗的な人、ズルをする人が仲間にいると何事も「やりづらく」なります。