カキシメジは「シイタケに似たキノコのこと」。
「毒キノコ」と言い換えると分かりやすい。
シイタケは「食用にするキノコのこと」。
「食用キノコ」と言い換えると分かりやすい。
「カキシメジ」はツキヨダケやクサウラベニダケなどと共に毒キノコの仲間に成ります。
「シイタケ」は栽培される食用キノコですが、自生しているものもあり、姿が「カキシメジ」と酷似しています。
「カキシメジ」は「シイタケ」似の毒キノコ
「カキシメジ」はキシメジの仲間になります。
秋に広葉樹や針葉樹の林に生えるキノコですが、一見、「シイタケ」と見間違うほど姿かたちが酷似したものです。
「シイタケ」似の地味な姿のため、「地味なキノコには毒はない」という俗信で、中毒になることがあります。
毒は「ウスタル酸」で頭痛、吐き気、嘔吐などの症状が出ますが、命には別状ありません。
「シイタケ」は食用キノコ
「シイタケ」は栽培されている代表的なキノコです。
「カキシメジ」と同じキシメジの仲間です。
広葉樹林に自生しますが、食用には栽培種が使われます。
酷似したキノコは「カキシメジ」だけでなく、「ツキヨダケ」もあります。
肉厚な干しシイタケを「どんこ」と言います。
「シイタケ」は生でも使いますが、干したものも多く使われます。
「カキシメジ」は毒キノコなので「シイタケ」と間違えると大変
「カキシメジ」は毒キノコですが、自生している「シイタケ」と間違えられ、毎年の様に1~3件の中毒事故が報告されています。
死亡例はなくとも、食後、数時間で中毒症状になり、胃洗浄が必要ですが点滴治療で2~3日のうちには回復します。
見た目は英名のように焦げた褐色をしていることから、「シイタケ」と間違えられるようです。
「カキシメジ」と「シイタケ」とは
「カキシメジ」は「シイタケ」ソックリの毒キノコです。
広葉樹や針葉樹の林に自生し、野生の「シイタケ」と間違えられることがあります。
食べてしまうと、数時間で中毒症状になります。
「シイタケ」は日本を代表する食用キノコで、栽培も多くされ生や干したものを食用にします。
「シイタケ」と似たキノコには「カキシメジ」の他に「ツキヨダケ」があります。