卑怯は「臆病なこと、ずるいこと。」
「ずるい」と言い換えると分かりやすい。
卑劣は「心がいやしいこと、劣っていること」。
「いやしい」と言い換えると分かりやすい。
「卑怯」は臆病と言う意味もありますが、その場合は「臆病者」を使うことが多いようです。
「卑怯」無は人を騙すことの意味で使います。
「卑劣」はやることの程度が低いことです。
「卑怯」は騙すこと
「卑怯」は臆病や騙してずるく立ち回ることです。
人を騙すのですから、詐欺を働く者はすべて卑怯者になります。
労せずして大金をせしめる行為は「卑怯」そのものです。
また、旨い事を言いながら金銭や大事なものを取り上げてしまい、何もしないことも「卑怯」な行為となります。
人を罠にかける行為や裏切り行為も「卑怯」なことです。
「卑劣」はいやしいこと
「卑劣」は「卑しく劣る」と言うことですから、言動が下品で卑しさを感じることです。
そのような人間は人間性においても低いことになります。
また「卑怯」にも通じるものがあります。
「卑劣」な人は信義を重んじない、人を信用しない自己中心的な人になります。
だまし討ちの様な事も「卑劣」な行為とされます。
「騙す」ことが「卑怯」に通じるものになります。
「卑怯」なので行うことが「卑劣」となる
「卑怯」な人は平気で人を騙すことをします。
騙して金銭などを取り上げる行為は「卑劣」なことになります。
罠にはめることや見捨てること、裏切ることなどをします。
理由の如何を問わずそれらも「卑劣」な行為なのです。
議員や公務員の汚職や民間の賄賂の授受なども人々への裏切り行為で「卑怯」「卑劣」なことになります。
「卑怯」と「卑劣」とは
「卑怯」は臆病なこと、人を騙して悪事を働くこと、罠にはめること、裏切ること、見捨てることなどを言います。
それらは同時に「卑劣」なことになります。
そのような人を「卑怯者」と言いますが、「卑怯者」が行なう行為は「卑劣」なことなのです。
「卑怯者呼ばわり」をすることは、誇りある男性にとり最低の非難言葉になります。