おろおろは「不安に駆られて、どうしていいのか分からない状況のこと」。
何らかの不安が心の中に存在しているため、それが気になっている状況です。
そのため、どんな行動をとるべきかの判断が冷静にできない状況と言えます。
あたふたは「気が動転しているため、慌ててしまっている状況のこと」。
慌てているので、冷静な判断ができない状況です。
そして、ときには何をしたらいいか分からなくなることもあるでしょう。
「おろおろ」の意味
おろおろとは、不安に駆られて、どうしていいのか分からない状況のことです。
心の中に不安な気持ちがあることで、冷静な判断ができないシーンで使っていきます。
気が動転しているような状況であるため、今自分が何をすべきかよく分かっていないというケースで使用していくのです。
このような経験をしたことがある人はそれなりに存在すると思われます。
「あたふた」の意味
あたふたとは、気が動転しているため、慌ててしまっている状況のことです。
こちらも気が動転しているということで、冷静な精神状態ではないと評価できるでしょう。
あたふたに関しては、慌てているという部分が特に顕著であるため、そういった部分に関して特徴的と言えるシーンで使っていくべきでしょう。
こちらも経験がある人が多いはずです。
「おろおろ」と「あたふた」の用法や用例
「志望校に受かっているかどうかが非常に気がかりで、おろおろしてしまう。
本当は他にやらないといけないことがあるんだが、そっちに関してどうも気が回らない気分だよ。」
「仕事でミスをしてしまい、そこがどうしても頭の中で引っかかっている。
上司に怒られる可能性が高そうだし、あたふたしてしまい、他の仕事が手につかない状態だ。」
おろおろとあたふたは同じような精神状態と言える
おろおろとあたふたはどちらも気が動転している、普段とは違う精神状態において使う言葉です。
だから、他のことが頭に入ってこない、手につかないと言えるようなシーンで使用していきます。
意味の違いはそんなにないですし、使用する場面もほぼ同じと評価できるため、これらの言葉を使い分けるのはかなり難しいと言えると思われます。