見せかけは「外見だけで中身は違っている状況のこと」。

外見と中身が実は異なっている、一致しないという意味で使われます。

つまり、中身を隠すために違う外見に見せている状況と言えるのです。

表向きは「世間などに公表されている部分において、実態とは違っている状況のこと」。

つまり、こちらも外見と中身が違っているというケースで使われます。

中身をそのまま公表するわけにもいかないので、違う部分を装っているわけです。

「見せかけ」の意味

見せかけとは、外見だけで中身は違っている状況のことです。

外見は割と立派だったりするものの、中身はそうではないようなケースで使われる言葉と言えます。

つまり、外見だけよく見せて、他の人たちを欺こうとするようなときに使われる言葉と言えるでしょう。

見せかけに関しては、多くの人たちがやっている可能性が高いのではないかと思われます。

「表向き」の意味

表向きとは、世間などに公表されている部分において、実態とは違っている状況のことです。

世間に公表されている部分は作った部分であり、その中身に関しては異なっている、違う事情が存在している、そんなシーンで使っていく言葉と言えます。

表向きの理由などの表現がよく使われるので、見聞きしたことがある人は多いでしょう。

「見せかけ」と「表向き」の用法や用例

「この本は所詮は見せかけだよ。

タイトルはすごい面白そうな雰囲気を感じさせるけど、実際に読んでみると、意外とそうでもない感じで、がっかりしてしまった。」

「表向きの理由は価値観の不一致ということになっているけど、実際の離婚理由は旦那の暴力が原因らしいね。

これは離婚して正解だったのではないかと思えてくるよ。」

見せかけと表向きは見た目と実際が異なっている状況を表す言葉

見せかけと表向きに関しては、ともに見た目と実際の中身が違う状況を表しています。

多くの人たちが見ている部分、知っている部分と実態に差がある状況でどちらも使われますが、それなりに見聞きしている、使っている言葉である可能性があるでしょう。

両者ともに知名度が割と高いので、知らない人はほとんどいないと言えるはずです。

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