箸休めは「口の中をさっぱりさせるためのちょっとしたおかずのこと」。
そこから転じて、気分を変えるための存在という意味でも使われます。
元々は料理に対して使っていたものの、それ以外の場面でもよく使われるのです。
骨休めは「疲れをとるために休むこと」。
単純に休息をとるという意味で使われる言葉であり、意味は非常にシンプルであると言えるはずです。
「箸休め」の意味
箸休めとは、口の中をさっぱりさせるためのちょっとしたおかずのことです。
口の中の雰囲気を変えるための料理という意味があり、そういったケースで使われる言葉です。
しかし、実際は気分を変えるために利用されるものという意味でも使うことができるので、料理以外のシーンでも使用する可能性がある言葉と評価できるでしょう。
「骨休め」の意味
骨休めとは、疲れをとるために休むことです。
自分の身体を休めるためにする行為であり、要するに休息をとるという意味になるのです。
だから、他に代替できる言葉があるために、あえて骨休めという表現を使う機会は多くありません。
でも、全く使わないわけではないので、表現としては頭に入れておく必要があると言えるはずです。
「箸休め」と「骨休め」の用法や用例
「ここらへんでちょっと箸休めといこうか。
ずっと脂っこいものばかり食べていては飽きるだろうから、ちょっとさっぱりしたものも注文していこうかなと思う。」
「今週は仕事があまりにも忙しかった。
毎日日付が変わるくらいまで会社で働いていたから。
週末の休日は骨休めをしないといけないな。
そうしないと身体が持たない気分だよ。」
箸休めと骨休めは意味が全く違う
箸休めと骨休めに関しては表現としては似ていると言えるものの、意味は似ていません。
箸休めは口の中の雰囲気を変えるためのおかずを指しており、気分を変えるための存在という意味で使います。
しかし、骨休めは単純に休息をとる行為なので、それぞれは確実に区別をすることができます。
使用する場面にも違いがあると評価できるでしょう。