かろうじては「容易ではなかったけど、なんとか特定の望みを実現させることができた状況のこと」。
大変な道のりではあったものの、一応当初望んでいた状況を実現させることができたシーンで使っていく言葉です。
やっとのことでは「苦労をした末に、何とか望みを実現させることができた状況のこと」。
したがって、意味はかろうじてとほぼ変わりません。
「かろうじて」の意味
かろうじてとは、容易ではなかったけど、なんとか特定の望みを実現させることができた状況のことです。
割と苦労を強いられたものの、一応特定の望みが叶ったと言えるようなシーンで使っていくので、本人がかなり大変な目に遭ったという部分が伝わってきやすい言葉です。
かろうじてという表現は割と多くの人が使いやすい表現です。
「やっとのことで」の意味
やっとのことでとは、苦労をした末に、何とか望みを実現させることができた状況のことです。
こちらも苦労した末に何らかの望みが叶ったと言えるシーンで使用していくので、意味はさほど変わりませんし、基本的には同じようなシーンで使っていきます。
日常生活の中で普通に出てくる言葉として、多くの人たちには馴染みがあるでしょう。
「かろうじて」と「やっとのことで」の用法や用例
「今回はかろうじて勝つことができた。
しかし、思ったよりも苦戦を強いられたし、ここまで大変な試合になるとは思っていなかったな。
次はもっと大変な状況になるかもしれない。」
「やっとのことで頂上に登ることができた。
この山道はかなり険しく、振り返ってみると非常に大変な道のりだったと思えてくるよ。
だからこそ、今は爽快な気分なんだが。」
かろうじてとやっとのことでは同じような場面で使える
かろうじてとやっとのことでに関しては、同じような意味の言葉です。
どちらもそれなりに苦労をした結果として、特定の望みを達成したと言えるシーンで使っていきます。
したがって、意味の違いはほとんどない状況と言えるでしょう。
そして、これらは基本的には同じような場面で使っていくことが予想されるので、そこは頭に入れておいてほしいです。
