骨折り損は「苦労した割には利益の無いこと。」

「無利益」と言い換えると分かりやすい。

くたびれ儲けは「疲労ばかり残り成果の無いこと」。

「無成果」と言い換えると分かりやすい。

「骨折り損のくたびれ儲け」と言うことわざで使います。

努力の対価は全くなかったことを言います。

同じような意味の対言葉を並べているのです。

「骨折り損」は無駄のこと

「骨折り損」は苦労をしたのに見返りが全くなく、苦労した分が無駄になった言う意味になります。

「遊園地に行ったところ、休園していたため骨折り損になった」「骨折り損にならないように努力しよう」「骨折り損のくたびれ儲けと使います」「骨折り損の仕事になるかも知れない」「骨折り損を承知で引き受けた」などと使います。

「くたびれ儲け」も無駄なこと

「くたびれ儲け」は努力しても疲労感だけが残ることです。

「骨折り損」と同じことなので対に使われます。

「それはくたびれ儲けだったな、ご苦労様でした」「くたびれ儲けにはしたくない」「結果的にくたびれ儲けとなっても文句は言わない」「くたびれ儲けと知っていたら誰がやりますか」「骨折り損のくたびれ儲けとは良く言ったものだ」などと使います。

「骨折り損」と「くたびれ儲け」は同じこと

「骨折り損」なことは「くたびれ儲け」と同じことを言っています。

「骨折り」は「努力」のこと「くたびれ」は「疲労」のことですから、無駄に終わったとき、「骨折り」しただけ損となり、「疲労」と言うものが儲かったのだと自分を卑下、または他人を揶揄しているのです。

そのような結果はよく有ることで、すべてが有益とは世の中いかないものです。

「骨折り損」と「くたびれ儲け」とは

「骨折り損」と「くたびれ儲け」は同じことです。

ですから「骨折り損のくたびれ儲け」とおどけていうのです。

旨くゆくことばかりとは限りませんから、時として損なこともあり、また、やらねばならない時もあるのです。

会社の赤字経営などは良い例です。

何百人、何千人が働いても、損失が出れば「骨折り損のくたびれ儲け」と言われてしまいます。

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