不信は「信用できない状態のこと」。
不信というのは特定の相手を信用できないと感じたときに使っていきます。
信用できない素振りを相手が見せたときなどのケースで使うのです。
背信は「人としての信義や周りの人たちの期待に背くこと」。
周りから信用できないと思われるような行動をとったときに使うわけです。
背信は自分以外の人間が使うことも多々あります。
「不信」の意味
不信とは、信用できない状態のことです。
特定の相手を信用できないと感じたときに使うことが多いですけど、自分の信念として絶対に信じないと決めたときにも使います。
例えば、幽霊の存在を信じないというときにも不信という言葉を使うことがあるのです。
不信に関しては、基本的には自分で使うことが大半であると評価できるでしょう。
「背信」の意味
背信とは、人としての信義や周りの人たちの期待に背くことです。
人としての信義というのは非常にアバウトな言い方ですけど、周りの人たちの期待に背くという状況は分かりやすいかもしれません。
要するに裏切るということです。
背信に関しては自分で使うこともありますが、他人が自分に対して使うこともあるので、そこは覚えておきましょう。
「不信」と「背信」の用法や用例
「あの人は昔、女性に騙されることが何度かあったせいで、女性不信になってしまっているんだ。
完全に女性のことが信用できなくなっており、治るのには時間がかかりそうだな。」
「浮気をすることは一般的にパートナーに対しての背信行為だと言われる。
それは多くが認識しているはずだが、それでも人間は浮気をやめられない。
感情は都合よくコントロールできないんだろう。」
不信と背信は使う対象に違いがある
不信に関しては基本的には自分で使うことが多いです。
特定の対象を信用しない、信じないと言えるときに使うことが多いのです。
しかし、背信は自分以外の人間が使うことも多々あります。
そして、自分以外の人間が自分に対して使うこともあるので、そういった部分で違いがあると言えるでしょう。
また、背信は背信行為という言い方をすることも多いです。