身の上話は「自分の生い立ちや境遇などに関する話のこと」。
そういった部分を知らない人に向かって、自分の過去について話す際に使っていく言葉です。
自分語りは「自分の過去について語ること」。
特定の場面、時期において自分は何をしていたか、どんなことを考えていたかなどに関して他人に話すシーンで使っていく言葉と言えるでしょう。
「身の上話」の意味
身の上話とは、自分の生い立ちや境遇などに関する話のことです。
自分のそういった過去について知らない人に対して話すときに、身の上話という言い方をします。
身の上話を実際にする機会というのは、そんなに多くはありません。
そういった必要性が日常生活でなかなかありませんから。
だから、実際に身の上話という言葉を使う機会は多くないと評価できます。
「自分語り」の意味
自分語りとは、自分の過去について語ることです。
自分の過去について話すので、そういう意味では身の上話と同じような意味の言葉ですが、この自分語りについては、身の上話よりも頻繁に行われている状況があります。
というのも、自分語りについては割とネット上で行われている傾向があるからです。
SNSやブログなどを通じて若者がよく行う行為であると言えます。
「身の上話」と「自分語り」の違い
「身の上話をすると、自分のこれまでの人生を振り返るような気分になって新鮮だな。
自分はこうやって生きてきたんだという状況を実感することができるよ。」
「自分語りをする人ってネット上でよく見かけるけど、見ている方としてはあまり興味のない内容ばかりでうんざりすることも多いんだよね。
自分語りをしている本人はそんなことには気づいていないかもしれないけど。」
身の上話と自分語りは使用頻度に違いがある
身の上話と自分語りに関しては、過去に自分について話すという意味の言葉なので、大きな違いはありません。
しかし、一般的には自分語りの方がよく聞く言葉と言えるでしょう。
ネット上では自分語りをする人が割といるので、そういった光景を見た人が、自分語りという表現を使うことが多々あります。
だから、使用頻度において大きな違いがあるのです。