乗員は「列車や航空機などで勤務をする人のこと」。
利用客と同じ列車や航空機に乗り込むものの、あくまでも円滑な運航を実現させる側の人間であり、会社側の立場の人たちという言い方ができます。
乗組員は「船などに乗り込んで勤務する人のこと」。
乗員と同じような意味と言えますが、乗組員はどちらかというと船に関してよく使われる言葉です。
したがって、使える場面は限定されやすいのです。
「乗員」の意味
乗員とは、列車や航空機などで勤務をする人のことです。
こういった乗り物に乗り込み、実際に運航を実施したり、利用客のサポートなどをしていきます。
したがって、利用客とは明確に区別される存在と言えるのです。
一般的には公共交通機関において使われる言葉で、特に列車や航空機では割と見聞きするため、覚えておくと良いと思います。
「乗組員」の意味
乗組員とは、船などに乗り込んで勤務する人のことです。
意味としては乗員とほとんど変わらないと言えるでしょう。
したがって、乗員と区別しづらい面を持っています。
しかし、乗組員は通常は航空機には使いません。
船に関して使う機会が多いため、乗員と比較すると使用しづらい言葉と言えます。
一般的に航空機よりも船に乗る機会の方が少ないでしょうから、乗組員という言葉に馴染みを感じられる人は少ないはずです。
「乗員」と「乗組員」の用法や用例
「今日利用する飛行機は乗員、乗客を含めて数百人規模らしい。
かなり多くの人たちが乗っているんだな。
乗員の数と比べて、圧倒的に乗客の数の方が多いわけだが。」
「船の乗組員は常日頃から船に乗っているから、船酔いはしないんだろうな。
逆に船に乗る機会がほとんどない一般の人たちは、いざというときに船酔いしやすいはずだ。」
乗員と乗組員は立場は同じ
乗員と乗組員は使えるシーンが違います。
乗員は船や航空機において使えますけど、乗組員は船のみとなっているのです。
したがって、そういった点で違いがあります。
ただ、どちらも乗り物を運行させる側の立場の人間であり、会社側の人たちと言えるので、共通点は存在していると言えるでしょう。
ここに関しても覚えておくと良いです。