丁は「サイコロ賭博で合計が偶数のこと。」
「偶数」と言い換えると分かりやすい。
半は「サイコロ賭博で合計が奇数のこと」。
「奇数」と言い換えると分かりやすい。
時代劇で良く賭博のシーンがありますが、サイコロを二つ振り合計の数字が丁半どちらかになるものですが、どちらが偶数か奇数かよく分かりません。
おまけに「ピンゾロ」とか「二六」とか言っているので余計混乱します。
「丁」は偶数
「丁」はサイコロ賭博の二つのサイコロの目の合計数が偶数になることを言います。
二つのサイコロの目の数は6×5/2なので15通りと、ゾロ目の6通りを合わせて21通りあります。
そのうち「丁」の偶数はゾロ目の6通りを加えて、12通りになります。
呼び方で特徴的なものは「サンミチ・グイチ・グサン」があり、それぞれ「3,1・5,1・5,3」のことです。
ゾロ目は例えば「1,1をピンゾロ」と言います。
「半」は奇数
「半」はサイコロ賭博の二つのサイコロの目の合計数が奇数になることを言います。
二つのサイコロの目の数は6×5/2なので15通りと、ゾロ目の6通りを合わせて21通りあります。
そのうち「半」の奇数は全部で9通りあります。
呼び方で特徴的なものは「ヨイチ・サニ・グニ・シソウ・サブロク・グシ」があり、それぞれ「4,1・3,2・5,2・3,4・3,6・5,4」のことです。
「丁」「半」は何か知っていると時代劇を見る時に便利
「丁」「半」は現代でも違法な賭博ですが、時代劇の中では出てくる場面です。
当時もご法度である訳で、隠れてやくざが開帳するので見ている方は自分が賭博をしているように感じるものです。
その時に「丁半」のことを理解していれば面白さが倍増します。
現代では「一か八か」の世界はFX で「ハイあんどロー」と言うオプションであります。
「丁」と「半」
「丁」はサイコロ賭博で二つのサイコロの合計が偶数になることを言います。
「丁」は「丁度割り切れる」ことから言います。
「丁」の出目は12通りあり、二つの出目を「ピンゾロの丁」「グイチの丁」などと言います。
「丁」の出る確率は「半」より多く、57%強となります。
ゾロ目の偶数があるため多くなる理屈です。
「半」は「半端な数」と言うことから言います。