か弱いは「弱弱しくて頼りない状況のこと」。
特定の人間に対して使う言葉ですけど、見た目が何とも弱そうな感じで、頼りなさそう、力になる気配が感じられないというシーンで使います。
か細いは「細くて弱そうな状況のこと」。
見た目の体格が細いので、いかにも弱そうな雰囲気を感じる人に対して使う言葉となっているのです。
「か弱い」の意味
か弱いとは、弱弱しくて頼りない状況のことです。
基本的には人に対して使うことが多いと言えます。
見た目的に強そうな雰囲気が感じられない、絶対に弱いと言えるような人に対して使いますが、体格のみならず、性格なども含めて判断することが多いです。
どちらかと言えば、女性に対して使われることが多い傾向にあるでしょう。
「か細い」の意味
か細いとは、細くて弱そうな状況のことです。
か弱い同様に、見た目の体格などを含めて、弱いだろうと思えるような人に対して使います。
ただ、細いという条件が必要なので、そこはか弱いとの違いになります。
か細いに関しては体格が細い人に使うことが多いため、男性にも使いますけど、やはり女性に対して使うことが多いと言えます。
「か弱い」と「か細い」の用法や用例
「か弱い女性を助けるヒーローが現れる作品ってドラマの王道って感じだな。
いろいろなケースで見るシチュエーションだけど、男は女を守るものみたいなイメージがあるのかな。」
「か細い人をたまに見かけるけど、カツアゲとかされないかなと心配になることがあるんだよね。
どうしてもそういう人が狙われやすいと言えるだろうから。」
か弱いとか細いの差は微妙
か弱いとか細いに関しては、見た目の体格的に弱そうに感じる人に対して使うので、その点では共通しています。
また、両方とも男性よりは女性に使われやすい言葉あるので、そこも同じと言えるでしょう。
ただ、か細いは弱そうな状況に加えて、細いという点も重要であるため、そこが微妙に違いとなっているのです。
しかし、全体的に違いはほぼ存在しないと言えます。