愚策は「下手なやり方のこと、まずい方法のこと」。
何かしらの手段に関して問題点があるような際に愚策という言葉を使います。
周りの人間が使うことが多いです。
失策は「失敗のこと、野球などのミスのこと」。
単純に失敗そのものを指すこともあれば、野球などのスポーツでのミスを指すこともあるので、複数の意味を覚えておく必要があります。
「愚策」の意味
愚策とは、下手なやり方のこと、まずい方法のことです。
特定の手段に対するマイナスの評価として使われる言葉であり、基本的には周りの人間が使用します。
自分で自分のやり方のことを愚策と言うシーンはあまり見られません。
愚策というのはマイナスの意味が込められている言葉で、かつ周囲の人間が使うため、悪口に相当しますから、使用する際には注意が必要です。
「失策」の意味
失策とは、失敗のこと、野球などのミスのことです。
単純に失敗を表す際に使う言葉であるため、割と日常的に使われやすいのですが、失敗という言葉の方がメジャーであるため、そこまで頻繁に耳にすることはありません。
また、野球におけるエラーを示す言葉でもあるため、そういった使い方に関しても覚えておくと良いでしょう。
「愚策」と「失策」の用法や用例
「今回のやり方は完全に愚策だったな。
結果が全く出ていないどころか、むしろ状況は悪くなっている。
この結果を受けて、反省をしないといけないだろう。」
「野球ではエラーのことを失策と表現することがある。
日本語ではそういう言い方をするんだ。
ただ、ほとんどの人はエラーという言葉を使うから、あまり耳にする機会はないけどね。」
愚策と失策はやや意味が異なる
愚策は特定の方法を悪く言うときに使う言葉で、失策は単なる失敗を意味しています。
愚策も失敗と言えば失敗になるため、両者は似ていると言えるでしょう。
しかし、失策には野球でのエラーに相当する意味があるので、そこも知っておく必要があります。
愚策と失策については似ている面もありますけど、違いもあるので区別はしやすいでしょう。
