さりげなくは「何気ない素振りでそっと言うこと」。

「そっと」と言い換えると分かりやすい。

それとなくは「ハッキリとは言わずに分るように匂わすこと」。

「匂わす」と言い換えると分かりやすい。

暗には「暗示めいたことを言うこと」。

「暗示」と言い換えると分かりやすい。

これらの言葉はハッキリとは言えないが相手には分かってほしい場合に使います。

「さりげなく」は何気ない振舞いのことです。

「さりげなく」は「さ、ありげなく」と言うことですから、自分の意思を表面に出さないで、何気ない振舞いのうちに本心を言うことや何気ない振舞いのことです。

例えば「好きな人にさりげなく好きだと言った」「さりげなく言ったことが問題になった」「さりげなくやり過ごした」「さりげない仕草がたまらなく良い」などと使います。

「それとなく」はハッキリと言わないことです。

「それとなく」は「それと言うハッキリした言動をしないで」と言う意味になります。

何か言いにくいことを伝えたい時に、あからさまに言わずに間接的に遠まわしで匂わすことで、相手が分るように上手く言うことです。

例えば「相手の失礼な態度をそれとなく指摘した」「言いにくいことをそれとなく匂わしたが分かったのかな」などと使います。

「暗に」は暗示をすることです。

「暗に」は何か言いにくいを伝えたい時に面と向かって言うのではなく、暗示めいたことや何かの例えを持ち出して相手に分からせることです。

例えば「相手に注意したいので、暗に言ってみたが分からなかったようだ」「暗に匂わしておいたので、対策を取るかも知れない」「暗に言わなければ、気分を害しただろう」などと使います。

これらの言葉は相手を傷付けないようにする為に使われます。

「さりげなく」は何気ない素振りで言にくいこと、言わなければならないことを簡潔に伝えることです。

「それとなく」も言わなくてはならないこと、言い辛いことなどを遠まわしに言うことです。

「暗に」も同様で、暗示めいたことや比喩を持ち出して相手に悟って貰うことです。

相手の気持ちを思いハッキリと言えない場合に使います。

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