ドミニカ国は、カリブ海のウィンドワード諸島にあるドミニカ島の国。
ドミニカ共和国は、カリブ海の大アンティル諸島にあるイスパニョーラ島の東部を占める国。
どちらもカリブ海にあるが別の国であり、日本ではドミニカ共和国の方が有名で、単にドミニカといえば、ドミニカ共和国のほうを指すことのほうが一般的となっている。
ドミニカ国は国の名前
1978年にイギリスから独立した。
今もイギリス連邦の一員である。
カリブの先住民カリナゴ族が生存している数少ない国のひとつ。
人口67700人余り、面積754km2,公用語は英語。
首都はロゾー。
正式名称はCommonwealth of Dominica。
通貨は東カリブドル。
その他、カリブ族は政府とは別の自治を認められていて島の北東部にいて、独自の首長もいる。
ドミニカ共和国は国の名前
1821年にスペインから独立した。
その後、ハイチの統治下にあり、1844年にハイチから独立し、更にスペイン領となり、1865年にスペインから独立した。
イスパニョーラ島の西半分はハイチである。
人口1078万人、面積48730km2,公用語はスペイン語。
首都はサントドミンゴ。
通貨はドミニカペソ。
正式名称はスペイン語でRepublicana Dominicana。
日本ではドミニカ共和国の方が有名
日本では、ドミニカ国と、ドミニカ共和国の2つの国があることはあまり知られていなくて、ドミニカといえばコーヒーやラム酒の産地として、また、最近では野球選手の活躍などで、ドミニカ共和国のほうが有名であり、単にドミニカというときには、ドミニカ共和国のほうを指すことが一般的となっている。
旅行先としてはまだまだメジャーとは言えない。
ドミニカにはドミニカ国とドミニカ共和国の2つがある。
ドミニカ国とドミニカ共和国は、同じカリブ海にあるが、それぞれ違う国で、植民地支配した国も違うため、異なる通貨や言語をもっている。
また、先住民が住んでいる地域があったりするなど、歴史的な違いも伺える。
また、日本における認知度も違いがあり、ドミニカといえばドミニカ共和国のほうを指すことが一般的となっている。