「プロデューサー」は、「制作者」のことです。
「制作責任者」をいいます。
映画・演劇・テレビ番組などの製作・上映に当たって、立案・人事・予算などの責任を負う人のことです。
「テレビ番組のプロデューサー」のように使います。
英語では「a producer」で表されます。
「ディレクター」は、「演出家」「映画監督」のことです。
「テレビ・ラジオの番組担当責任者」のことです。
「チーフディレクター」「アシスタントディレクター」のように使います。
英語では「a director」で表されます。
「プロデューサー」の意味
「プロデューサー」は、演劇・映画の製作者のことです。
企画を初め製作の予算作成、原作を劇・映画化するための交渉をします。
脚本家・演出家・俳優・スタッフの選定、更に公演の封切り日の決定までの一切の責任者です。
<類語>
「主任」「プロデューサー」「デスク」「コミッショナー」「コーディネーター」は類語です
共通する意味は「ある業務の管理・総括・調整をする人」です。
「主任」は、同じ任務の担当者のうち、中心となって責任を取る人です。
「教務主任」「会計主任」など様々な業種で使われます。
「プロデューサー」は、映画・テレビ・ラジオ番組の制作責任者をいいます。
音楽媒体製作(CDなど)の制作責任者のことです。
「デスク」は、新聞社・出版社・放送局などで、取材・編集の指揮をする責任者のことです。
「コミッショナー」は、ボクシング・レスリング・プロ野球などを統括する最高責任者・最高機関のことです。
「コーディネーター」は、調整係の意味です。
特にテレビ番組の制作責任者を指します。
「プロデューサー・システム」について
<プロデューサー・システム>
米国で発達した演劇上演のシステムです。
上演の中心となるプロデューサーは、企画に基づいて興行のための資金集めを行い、戯曲の上演権を買い、劇場を借りて、俳優スタッフを雇用します。
すなわち、上演の最終的責任を経済的にも芸術的にもプロデューサーが負います。
米国では、近年まで劇団制が定着しなかったために、このような形態が発達しました。
英国では、プロデューサーの役割を「マネージャー」と呼んでいました。
今日、ブロードウェイやウエストエンド(ロンドンの西部地区・劇場や高級商店が並ぶ)など欧米の商業演劇は、おおむねこの形態をとっています。
日本では、劇団制が中心を占め、商業演劇は興行会社の製作によってきたため、1970年代以前、この形態は一般には行われませんでした。
「ディレクター」の意味
「ディレクター」は、支配人・理事・重役のことです。
演出家・映画監督のことです。
テレビ・ラジオの番組担当責任者のことです。
楽長・指揮者のことです。
<類語>
「監督」「ディレクター」「演出家」は類語です。
共通する意味は「演劇・映画・テレビなどの製作スタッフの指揮をする人」です。
「監督」は、特に映画の製作に当たり指揮を執る人です。
三つの語のうち最も用法が広く、いろいろな場面で総括・指揮する人をいいます。
「ディレクター」と「演出家」は、特に放送番組を制作するスタッフの指揮を執る人に用います。
「プロデューサー」は映画・テレビ・ラジオ番組の制作責任者をいい、「ディレクター」は演劇・映画などの製作スタッフの指揮をする人
「プロデューサー」は、業務の管理・総括・調整をする人です。
「プロデューサー」は、特に映画・テレビ・ラジオ番組の制作責任者をいいます。
また、音楽媒体製作(CDなど)の制作責任者のことです。
「ディレクター」は、演劇・映画などの製作スタッフの指揮をする人です。
「ディレクター」と「演出家」は、特に放送番組を制作するスタッフの指揮を執る人に用います。
「支配人」「理事」「重役」や「楽長」「指揮者」を表す場合もあります。