休憩は「それまで続けていた作業をいったんやめて、短時間の休みを入れること」。
作業と作業の合間の時間という言い方もできます。
休息は「何らかの作業を続けているときに、それを一旦やめて割と長時間の休みを入れること」。
休憩と比べると長い休みを入れる状況であり、再び同じ作業を再開するとしても、だいぶ時間が空くことになります。
「休憩」の意味
休憩とは、それまで続けていた作業を一旦やめて、軽い休みを入れることです。
たいていは数十分とか、そのくらいのケースが多く、長時間休むということはほとんどないです。
だから、心身をそれほど休めることにはつながらず、気分転換を図る程度の意味合いで休むことになります。
すぐに作業を再開することになると言えるのです。
「休息」の意味
休息とは、何らかの作業を一旦やめて、長時間の休みを入れることです。
したがって、心身を休めることが十分にできると言え、休んでいる本人とっては疲れをいやすことができるような時間が与えられている状況と言えます。
それまでにやっていた作業を再開するときまでにだいぶ時間があるというのが、大きな特徴と言えるでしょう。
「休憩」と「休息」の用法や用例
「うちの会社は昼休みが45分だから。
休憩をとるにしても、その間に昼ご飯を食べないといけないから、休む時間はほとんどないよ。
もう少し長くしてほしいよね。」
「今やっている仕事がひと段落したから、休息を入れようと思う。
明日1日は何もしないで過ごすことになりそうだ。
久しぶりにのんびりできるから、すごい楽しみだよ。」
休憩と休息は休む時間の長さが違う
休憩というのは作業と作業の間にとるちょっとした休みのことです。
短時間の休みということになりますから、心身の疲れをとるということはほぼ期待できないでしょう。
しかし、休息に関しては割と長い休みを入れることなので、心身の疲れをとるために十分な時間休めるということになり、割と意味を感じられる休みという評価ができるのです。