「背き離れている状態」という意味で、特定の物事の間に隔たりがある状態のことを指しています。
この乖離という言葉はいろいろな機会で使用することができ、特定のシーンには限られません。
したがって、思いついたときには乖離という言葉を使って、特定の物事の間に隔たりがあるということを表現していくことができるのです。
「乖離」の意味
乖離というのは、背き離れている状態のことを指していますが、単に隔たりがあるという状況というよりは、特定の物事が互いに背いた状態で離れているようなケースにおいて使います。
隔たりがあるだけというときには、乖離という言葉はあまり馴染みません。
人間関係においてはお互いに敵対しているような状況は、まさにお互いに背いて隔たりがあると言えるのですが、そういうシーンで使うでしょう。
「乖離」の使い方
乖離という言葉は、基本的にはネガティブな意味として使われ、ポジティブな意味として使われることはまずありません。
お互いに背いている状態かつ離れている状態なので、それを良しとすることができるケースというのはなかなかないでしょう。
だから、ネガティブな雰囲気を感じるシーンにおいて、乖離という言葉を使うことを意識していきましょう。
「乖離」の例文
「乖離性同一性障害というのは、いわゆる二重人格として扱われているものですが、これは自分の中に2人の人間がいるような状況と言えます。
その2人の人間は性格が真逆になることも多く、お互いに歩み寄ろうとしないような状況が見られるのです。
2人の人間の間には隔たりがあり、お互いに背き合っているようにも見えてきますね。」
乖離は条件はあるが使えるシーンは多い
乖離という言葉に関しては、単に隔たりがあるだけでは足りず、物事や人間関係がお互いに背いている状況が必要です。
したがって、条件そのものはありますけど、そういった条件に当てはまっているケースというのは実際に割とあるでしょう。
したがって、そういう光景を目にしたとき、自分がそういう状況になっていると思ったときには、乖離という言葉を使用していきましょう。