「一定の基準や規則において、全てを律すること」という意味があり、どんな場合においても同じような捉え方をして、同じような扱いをしようとするということです。
要するにいろいろなケースで臨機応変に対応することができない、柔軟性がないという意味になります。
杓子定規というのは、基本的に悪い意味で使われる言葉であると言えるのです。
「杓子定規」の意味
杓子定規というのは、臨機応変に対応することができない状況を指しています。
したがって、柔軟性がないという意味もあるのです。
どちらかと言えば、悪い意味で使われる言葉ですが、どんな場合でも同じように、公平な扱いをするという意味でも捉えられなくはないです。
悪く言えば柔軟性がない、よく言えば公平な扱いができるという状況になります。
「杓子定規」の使い方
杓子定規という言葉は、形容詞のように使うことができます。
名詞を修飾する言葉として使用すると、杓子定規な人間、杓子定規な回答、杓子定規な対応などになるのです。
いずれもマニュアル通りというか、一定の基準や規則などに沿って柔軟性が感じられないという意味になります。
こういった使い方をしていくと良いと言えるのです。
「杓子定規」の例文
「杓子定規な対応をされると、なんとなくムカッときますよね。
規則で決まっているのは分かるけど、もう少し臨機応変に対応するという気持ちはないのかな?と思います。
まあ、杓子定規な対応をしないで特別扱いをすると、それ以外の人間が不公平に感じて、そこからクレームにつながるなど、そういうデメリットがあるというのは理解できますけどね。」
杓子定規というのは基本的に悪い意味で使われる
杓子定規というのは悪く言えば柔軟性がない、よく言えば公平な扱い方をするということで、一見するとどちらの意味でも捉えられる言葉です。
しかし、現実的には悪い意味で使う人たちが多いので、杓子定規という言葉はそういう意味である、そういう使い方をされるということを知っておくべきです。
臨機応変な対応ができないことを揶揄するような言葉であると言えるのです。