伝説は「特別な人間が成し遂げた偉業のこと」。

当該人物を英雄などと表現される場合もありますけど、非常に優れた偉業を成し遂げた中身に対して使われます。

神話は「神々にかかわる逸話のこと」。

神々が主役となっている点が特徴で、人が主役ではない部分により、基本的には現実に起きたこととしては捉えられないものを言うのです。

「伝説」の意味

伝説とは、その後に英雄と評されるような人物が残した偉業のことです。

基本的には人間が達成するものであり、フィクションであるようなケースもありますけど、現実の出来事であるようなケースももちろんあるのです。

ただ、どのくらいの出来事から伝説と呼ばれるようになるのか?その難易度などの基準は非常に曖昧となっています。

「神話」の意味

神話とは、神々が主役となって作られた逸話のことで、伝説に似ている面もあるものの、主役が神々であることから、基本的には作り話であると言えるでしょう。

誰が何のために作ったのか?は分からないものの、現在まで語り継がれているものが多くあり、神話というものに関して知っているものがあるということは珍しくないはずです。

「伝説」と「神話」の用法や用例

「あの選手は年間のホームラン数の日本記録を更新した。

ずっと破られないと思われていた記録だけに、今後この記録をさらに破る選手が出てくるとはなかなか思えない。

当然分は伝説として語り継がれるだろうね。」

「日本には古来から伝わる数々の神話がある。

そういったものを子供の頃から聞かされて大人になったから、今でも思い出せるものがあるよ。」

伝説と神話は事実か?空想か?の違い

伝説というのは、空想上の話であるケースも存在しますが、事実であるというケースも多々あります。

それに実際に起きたことを人々が伝説と表現することもあるのです。

そして、神話というのは基本的には空想上の話であり、神々が主役となっている話と言えますから、過去に誰かが何かの目的で作った話ということは言えますが、事実ではないという点において伝説とは区別されます。

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