蛙の面に水は「どんな仕打ちに対しても反応がない、何も感じないこと」。
使うことができるシーンはたまにはあるかもしれませんが、そんなに多くはないかもしれません。
暖簾に腕押しは「相手の反応が全くないこと、張り合いがないこと」。
意味は蛙の面に水にそれなりに似ていると言えます。
でも、知名度はこっちの方が明らかに高くなっています。
「蛙の面に水」の意味
蛙の面に水とは、どんな仕打ちに対しても反応がない、何も感じないことです。
何らかの仕打ちを受けた存在が、全く反応しないといったケースで使う言葉です。
実際にあり得る光景であるものの、この言い方はほとんどの人は知りません。
どうしてもマイナーな状況となっているため、そこは理解しておかないといけないでしょう。
「暖簾に腕押し」の意味
暖簾に腕押しとは、相手の反応が全くないこと、張り合いがないことです。
意味は蛙の面に水と同じような状況であり、明らかな意味の差を実感することはできません。
しかし、暖簾に腕押しはかなりメジャーです。
知らない人はほぼいないのではないかと思われる状況ですし、ここは大きな特徴です。
知名度の面においては、区別はしやすいです。
「蛙の面に水」と「暖簾に腕押し」の用法や用例
「蛙の面に水という状況は、そこそこ見られるかもしれない。
何をされても、特に反応を示さないといったケースは一応確認できるんじゃないかと思われるんだ。」
「暖簾に腕押しという言い方はそれなりにメジャーであり、たまに見聞きする。
この表現を知らない人はほとんどいないと言える可能性もあるんじゃないかと思うんだ。」
蛙の面に水と暖簾に腕押しは意味はほぼ同じ
蛙の面に水と暖簾に腕押しは意味としてはほぼ同じであると言えます。
意味における差はあまりないですし、基本的には区別はしづらいと言えるはずです。
しかし、暖簾に腕押しの方が知っている人は多くいるはずです。
知名度的な部分では、それなりに分かりやすい差があるため、ここはしっかりと覚えておかないといけないでしょう。