年寄りの冷や水は「年齢の割にはかなり危険な行為をしていくこと」。
高齢者がやるような行為ではないと言えるようなケースで使っていく言葉になります。
飛んで火に入る夏の虫は「自ら危険な状況などに飛び込んでいくこと」。
年寄りの冷や水の意味に似ている箇所はありますが、全く同じではなく、異なっている部分もあると言えます。
「年寄りの冷や水」の意味
年寄りの冷や水とは、年齢の割にはかなり危険な行為をしていくことです。
高齢者に対して使う言葉であり、普通ならばそういった年齢の人はやらない行為をしているようなシーンで使っていく言葉になります。
この言い方は多くの人が聞いたことがあります。
有名な言い方なので、馴染みを感じられる面は十分にある状況でしょう。
「飛んで火に入る夏の虫」の意味
飛んで火に入る夏の虫とは、自ら危険な状況などに飛び込んでいくことです。
あえて危険を冒すという意味では、年寄りの冷や水の意味に近いです。
しかし、こちらは高齢者であるかは関係ないので、より多くのシーンで使用できる言い方となっています。
でも、知名度の部分で言えば、大きな差はなく、同じような状況であると評価できます。
「年寄りの冷や水」と「飛んで火に入る夏の虫」の用法や用例
「年寄りの冷や水に関しては、周りの人間がヒヤヒヤすると言える。
したがって、どうしてもそういう無謀とも言える行為は控えてほしいと思ってしまうんだよな。」
「飛んで火に入る夏の虫と言える光景はなかなか見られないと思うけど、あえて自ら危険な状況に飛び込んでいく人もいる。
それを評価するか、しないかは人によるが。」
年寄りの冷や水と飛んで火に入る夏の虫は意味は似ている雰囲気がある
年寄りの冷や水と飛んで火に入る夏の虫については、意味としては同じではありませんが、十分に似ている雰囲気を感じることができるでしょう。
だから、同様のシーンで使うことも可能であると評価できます。
でも、使用頻度としては飛んで火に入る夏の虫の方が高くなっているのです。
より多くの場面で使用しやすくなっています。