成り行き上は「物事が自然に移り変わっていくこと」。
物事が自然に進んでいった結果として、行き着く先のような意味になります。
それなりにメジャーな表現です。
行きがかり上は「状況や環境に沿ったうえで、自然と物事が行われる状況のこと」。
自然と物事が進んでいき、手を引くことがしづらい状況になっているケースで使うこともあります。
「成り行き上」の意味
成り行き上とは、物事が自然に移り変わっていくことです。
自然に移り変わっていった結果という意味であり、その結果としてと言えるようなケースで使う言葉になります。
成り行き上と言えるような場面はよくありますし、普段の生活で使いやすい表現になるでしょう。
知名度はそこそこ高く、知っている人は多くいると思われる状況でしょう。
「行きがかり上」の意味
行きがかり上とは、状況や環境に沿ったうえで、自然と物事が行われる状況のことです。
こちらも物事が自然と行われるような場面で使っていくことが多い表現になります。
したがって、成り行き上の意味に近いと言えるでしょう。
しかし、行きがかり上の方がややマイナーな言い方になるかもしれません。
そこは知っておくといいでしょう。
「成り行き上」と「行きがかり上」の用法や用例
「今回は成り行き上こうなってしまったが、次も同じようになるとは言えないし、違う結果になる可能性もある。
だから、そこはちゃんと考慮しておいてほしいんだ。」
「行きがかり上というケースはよくあるはずだ。
自然に物事が進んでいくような状況というのは、日常的にそこそこ見られるし、そんなに珍しいことではないだろう。」
成り行き上と行きがかり上は意味はそれなりに近い
成り行き上と行きがかり上については、意味はそこそこ似ていると言えます。
完全に同じ意味ではないものの、似ている部分はちゃんとあるので、そこは理解しておきましょう。
ともに日常生活での使用が考えられますし、多くの人たちが使っているのを見聞きするのではないかと思われます。
成り行き上の方がメジャーな言い方になるでしょう。